スペイン在住の助産師さん、西川直子さんが主催するfacebookグループ
「世界のママが集まるオンラインカフェ」(通称セカまま)が
心療療法士であり、ご本人も帰国子女の初田美紀子さんを講師に迎えた
「海外で暮らす子どもの心について」というセミナーを受講しました。

成長段階に両親が育った国と違う国に住む子どものことを
「Third Culture Kids」(以下TCK)と呼ぶそうです。

私は日本生まれの日本育ち、社会人になってから10ヶ月カナダバンクーバーで過ごしましたが
結婚を機にカナダに戻ってくるまではずっと日本。
息子はカナダ生まれて カナダで育ち今月末に8歳になります。

親が育った文化(日本)とは違った文化(カナダ)で育つ子ども(まさにうちの息子)

そんな彼らのこころをのぞいてみませんか?
と歌われたこのセミナー、
本当はライブで参加したかったのですが、日本時間の夜半、こちらの早朝の開催だったので
ライブの録画を購入、視聴させてもらいました。

講師の初田さんはご本人も幼少期をアメリカで過ごされたTCK
日本に帰国後、心に違和感を感じ、
その違和感を「分かってもらえない」と長年悩まれたそうです。

日本人の両親を持ち、その両親と共に海外へ渡ったとしても
子どもは、現地の文化に適応するために、その土地のルールを学び、
そこで得たものを基に思考、行動を起こすようになるそうです。
そのため、後に日本に戻ったとして、日本の文化での行動パターンは分からない、
いわゆる「暗黙の了解」が理解できない状態になるとのことです。
しかし、日本で育った両親には「分からないこと」が分からないのです。

「TCKはあらゆる文化と関係を結ぶが、どの文化も完全に自分のものではない。
その文化要素もTCKの人生経験に取り入れられるが、彼らの帰属意識は同じようなバックグラウンドを
持つ人との係りである」

TCKの良いところは
+適応能力が高い
+実践能力がある
+人間関係の幅を広げる力

など、異文化でサバイブするために身につけた能力、と言えないでしょうか?

そしてTCKの難しいところは
+アイデンティティ構築の遅れ、劣等感
 もしくは「自分は他人と違う」と言うおごり
+未解決の悲嘆

自分は何者なんだと言う疑問、そしてそれを理解されない苦しみ
特に親の仕事で住む場所の移動が頻繁に起こる子どもは多くの別離を経験することになり、
その喪失経験も苦しむことになるとのこと。

そんな子どもに親ができることは
家族の絆を強め、安心感を持たせてあげること
「わかるだろう」と言う思い込みを捨て、子どもの声を聞いてあげること
別れや悲しみを認めてあげ、悲しませてあげることなどだそうです。

このセミナーで聞いたことをうちの息子のケースで考えてみました。
日本に「帰る」たびに、息子は新しい日本の文化を学んでいるんですね、
その一つ一つが彼の人格を形成する一部となっていく
「して良いこと、してはいけないこと」
お辞儀や、人と話すときの頷き、相槌などなど
親の私からみたら「こんなことも知らなかったの」と言うようなことが
息子にとっては実はものすごく大きな違いかもしれない
そして、日本で育った私にはその学び、息子の抱く違和感を100%分かってあげられることは
残念ながらないのです。
子どもは置かれた環境に適応しようと必死に頑張っている、
その頑張りに寄り添って、見守ってあげることが私のできる精一杯のことかもしれません。

初田さんが最後におっしゃっていた言葉
「子どもにとって日本は「行く」ところ「帰る」ところではない
日本から海外は「冒険」でも海外から日本は「戻るだけ」と言う意識が大人にある
知ってて当たり前と言う負荷(プレッシャー)を子どもにかけないようにしてほしい」

胸にぐさっと刺さりました。

今日、息子が学校から帰って来たら、
大好き!!!! いつもありがとう。
と伝えたいと思います。


初田美紀子さんTCKオンライン講座
https://tckcross.com/

参考文献
サードカルチャーキッズ 多文化の間で生きる子どもたち
https://www.amazon.co.jp/dp/4883195260/










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# by dillydally | 2018-12-11 03:31 | Bunka

1111

ご無沙汰しています。

ご無沙汰していた間のことは追い追い、ここに書くとして、
8年も放ったらかしにしていたこのブログになぜか帰って来ました。

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帰って来て早々にこんなこと書くとびっくりさせちゃうかもしれませんが
この前、宇宙からのシグナルはぞろ目を通じて私たちに伝わってくる、
なんていうのを聞いたんです。

それを話している人たちは続けて2のぞろ目が出た!
これは導かれてるねー、なんて言っていたので
「ふーん、宇宙からのシグナルねー」くらいでいました。

今週、参加していたセルフコーチングの受講生の交流の場として
同じ受講生の仲間とFacebookにグループを作ることになり
(初めてでドッキドキ、でもワクワクー!!)
昨晩、グループ運営についての打ち合わせのメッセンジャーをしました。
打ち合わせが終わり、
ふと顔をあげたら「11:11」の数字が目に入りました。

11時11分、ってだけなんですが
宇宙からのシグナルはぞろ目で、って聞いたばっかりだったので
ぞろ目だー!! 宇宙からの啓示が来たー!ってなぜか昨日は思えたんです。

ドキドキしながら
Google先生に「ぞろ目」「宇宙」で聞いてみたら

「1」のゾロ目
チャンスを掴む時
創始を意味する「1」 
「1」のゾロ目はアイディアを実行したり、チャンスを掴み取るべきことをあなたに教えています。
今まさに始めようと迷っていることや、温めてきたことがあるなら
スタートラインに立って取り掛かりましょう。
とりあえず始めることで何かが見えてくるかもしれません
人を率いるリーダーとなる可能性もあります。
はじめの一歩踏み出しましょう。

出典
https://uranaitv.jp/content/30673

勢いとワクワク感で始めた今回のグループ運営
なんだかとっても大きな存在に後押しをしてもらったようで、
すっごく心強く思えました。

そして、この経験を忘れないように、アウトプットしておきたいと思い
ここに記録しています。

ただのゾロ目、よくあることじゃーん、
と思うもあり
感じ方は人ぞれぞれだと思いますが
タイミングがあまりにも繋がっていたので、これは!?と思わずにいられませんでした。

みなさん、どう思いますか?




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# by dillydally | 2018-12-01 08:00 | seikatsu

Season Greetings

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毎年一年過ぎるのがどんどん短く感じるようになっていますが
2010年もたくさんの出会いあり、楽しいこと嬉しいことが盛りだくさんの1年でした
もともと無精者で、筆不精、ブログもなかなか書けないでいますが
ブログを通して出会えた皆様、ありがとうございます
皆さんの記事が田舎住まいの私の知的好奇心を存分な刺激になっています。
これからも皆さんのブログ、楽しみにしています。

来年もみなさんにとって実りの多い一年になりますように

そして私も皆さんになにか少しでも発信できるようになりますように
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# by dillydally | 2010-12-25 07:31 | seikatsu

Snow

これこれ、
この雪が好きなんです。
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ふわふわで、
踏むとぎゅっぎゅっって音がする

昔、渋谷のNHKスタジオに片栗粉を踏みしめて雪の音声効果を
実験できる子供向けコーナーがありましたが、
そんな感じの音です
って、分かりにくい!??

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よく見ると一つ、一つの結晶がよく見えます
雪が乾燥している?ので雪球にも、雪だるまにもならないくらいパフパフ
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# by dillydally | 2010-12-13 11:00 | seikatsu

Soul Kitchen

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田舎に住んでいると、
都会のように美術館やギャラリー、映画館やシアターがないので
文化的な刺激に欠けることが多々ある

そんな私たちの心の欲求に答えるべく、色々なアーティストや映画の招致活動を
しているグループが居てくれてとても有難い。
彼らの冬の恒例イベントはFilm Kicksと題して、この町の映画館では上映されない
低予算の外国映画など面白い映画を月1で、招致&上映をしてくれる
今回はそのイベントの2回目(1回目は休暇で不在にしてて見逃した) 
ドイツ映画「ソウルキッチン」を見てきた。

ストーリー
心(ソウル)も満たすレストラン。
ハンブルクでレストラン“ソウル・キッチン”を経営するジノス。恋人のナディーンが夢を追って上海に行ってしまったり、税務署からしこたま滞納していた税金の支払いを迫られたり、衛生局から新しいキッチン設備の導入を命じられたり、食器洗浄機を動かそうとしたら椎間板ヘルニアになったり……と、このところ上手くいかないことばかり。
ヘルニアで調理ができなくなったジノスが頑固者の天才シェフを新しく雇うと、彼が作る料理が評判を呼んで、店は連日大盛況! そんなある日、兄のイリアスが刑務所から仮出所してくる。イリアスが店のウェイトレス・ルチアに惚れて、音楽好きな彼女のために盗んできたDJセットでジノスの大好きな音楽をかけながら、店は絶好調に繁盛し出した。すべては上手く回り始めた、ハズだった。
しかし、ソウル・キッチンの土地を狙う不動産が現れ、店は乗っ取りの危機に陥る……。この店はオレたちの心(ソウル)。なくすわけにはいかない!
日本の公式サイトより

随所に笑えるところがあるコメディなのだが、アメリカ映画の笑いとはまったく質が違う
スピード感もあり、エンドロールを見ながら「あー面白いかった」とつぶやいた
考えてみたらドイツ映画を観たのは初めてかもしれない
監督はトルコ系移民ドイツ人ということもあってか、劇中いろいろな人種が出てくるところも
なかなか面白い。話が読めるようでバカバカしくもあり、つい笑わされてしまう
冬の夜長にお勧めできそうな映画だった

ソウルキッチン
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# by dillydally | 2010-12-04 02:04 | Bunka